山城小児科医院、小児科、アレルギー科、女医、尼崎市塚口

　当院は昭和9年2月15日に、尼崎塚口のこの地に先々代であります祖父が開院いたしました。以来今日まで山城小児科医院として、地域のみなさまのご支援により、地域医療を続けてくることができました。心より感謝申し上げます。
　先代の母の後を継承し、現院長が3代目として、診療にあたっております。継承してすでに20年余りが経ちますが、子どもを取り巻く環境はめまぐるしく変化してまいりました。情報があふれる中で、些細なことにも不安をかかえるお母さん方にもお会いいたします。
　お子さまの成長を共に見守り気軽に相談にのれる、そんな垣根の低いクリニックをこれからも続けていきたいと考えています。
　地域の保健センターでの乳児健診や、つどいの広場での育児相談などにも出かけています。また地域の小学校、幼稚園、保育園の嘱託医もしております。
アレルギー診療につきましては、先代が当時はまだ珍しかった免疫療法（減感作療法）を導入して診療にあたっていたことが、私もアレルギー疾患に興味をもったきっかけです。皮下注射による免疫療法から、現在はアレルギー外来にて食物アレルギーに対する経口免疫療法（少量ずつ食べて治していく方法）につなげるための食物経口負荷試験を行っております。開業医でできる範囲のアレルギー疾患への治療にもこれからも力を入れていきたいと思います。

　今後も地域に根ざし、皆様の「かかりつけ医」として、お役に立てるように努力をつづけてまいりたいと思っております。
どうぞ今後共よろしくお願い申し上げます。